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プールサイドの小さなリーダー|今日も全力でつめつめ中

bayabaya

久しぶりの“プール参観日”

数ヶ月ぶりに、娘のスイミング教室を見に行った。
我が家では、プールの付き添いはいつも妻の担当。

「今日は見に行くよ」と伝えると、娘は満面の笑みで「やったー!」と飛び上がった。

現地では、一つ上のフロアから窓越しに覗くのだが、ガラスが曇っていてなかなか見えづらい。それでも、娘がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。私に気がつくと、パッと笑顔になり、手を振ってくる。その表情に、こちらも自然と笑顔になる。

同じクラスには15人ほどの子どもたちがいた。隣のクラスは5人ほど。隣のクラスの子どもたちは明らかにレベルが高く、まだまだそちらには上がれそうにない。それでも、娘は楽しそうに練習していた。もぐったり、バタ足をしたり、仰向けで進んだり。先生のフォローを受けながら、一生懸命取り組んでいる。時々こちらを見て手を振る姿が、微笑ましい。

「みんな〜!つめて〜!!」娘の叫び

練習は順番に進み、終わると子どもたちはプールサイドに腰掛けて少しずつ横へずれていく。しかし、狭いスペースに多くの子どもたちがいるため、先生は「つめつめして〜」と何度も声をかける。そのたびに、娘も負けじと「みんな〜!つめて〜!!!」と大きな声で叫ぶ。

小学校低学年くらいの子どもたちもいる中、こんなに堂々と叫んでいるのは娘だけ。正義感が強いのか、それとも単に自分が座る場所がないのが嫌なのか。独特の行動力を見せるところが彼女らしい。

娘を目の前にして先生が「つめつめして〜」と呼びかけた際には、娘が何か言い返しているようだった。「わたし、みんなに言ったもん!」とでも言っていた様子。先生に対して主張する姿に、思わず笑ってしまう。

プールが終わり、迎えに行くと、娘は笑顔で駆け寄ってきた。「久しぶりに見たけど、上手になったね!」と声をかけると、「こんなに上手くなっていると思わなかった?」と得意げな表情。「そうだね、色々びっくりしたよ」と答えると、満足そうに笑った。

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ばやばや
ばやばや
5歳の娘と「ばやばや」な毎日。迷ったり笑ったり、ときどき立ち止まりながら子育てに向き合っています。娘との日々を父親目線でゆるく綴っており、文章や画像にはAIツールも活用していますが、すべて実体験に基づいています。「あるある」「うちもそうかも」と感じてもらえたら嬉しいです。
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