note

初めての映画館体験|「白雪姫」を観た5歳のリアクション

bayabaya

ピザの誤注文から始まった冒険

今日は、娘がはじめて映画館で映画を観る日だった。

数ヶ月前、「モアナ2」を観に行こうとチケットを買ったが、娘の体調不良で断念した経緯がある。今回はそのリベンジ。作品は「白雪姫」実写版。ディズニープラスでアニメ版を観たし、絵本も繰り返し読んだので、きっとストーリーは頭に入っている。
とはいえ、実写となると雰囲気もリアルで、怖いシーンに怯えて泣いてしまうかもしれない。そんな時のために、今回は彼女のお気に入りのぬいぐるみを連れて行くことにした。

場所は立川のTOHOシネマ。新宿、池袋、渋谷などでは人がたくさんいて疲れてしまいそうだからだ。13時50分の回を予約し、昼食を済ませてから映画館へ向かう計画にした。

昼ごはんはサイゼリヤですることに。娘に「何食べたい?」と聞くと、悩んだあげく「コーンスープとソーセージピザ!」と返ってきた。私は定番のチキンドリアを注文。

料理が順番に運ばれてきて、最後にテーブルに届いたピザを見た娘が「違う!これ、コーンのピザだよ!ソーセージピザが食べたいの!」と叫ぶ。

「えっ!」
伝票を見ると、「コーンピザ」となっている。

QRコードで自分で注文する仕組みだったが、どうやら隣の番号を誤ってタップしてしまったらしい。こういう時、子どもにはごまかしが効かない。
娘の正義感は強い。
そして妥協しない。

仕方なく、ソーセージピザを追加注文。
安いからと言ってサイゼリアで残すのもなんか申し訳ない。
間違えたコーンピザは、私が責任を持って食べた。さすがにドリアとピザは厳しい……。お腹がパンパンになりつつ、映画館へ向かう。

映画は、冒険と試練の連続だった

予約していた席は、後ろの端。娘が落ち着けそうな場所を選んだ。
上映前は思った以上にCMが長く、娘は「始まった?」「まだ?」と何度も聞いてくる。「まだまだだよ」と答えるのを繰り返すのも、ある種の映画館デビューの儀式かもしれない。

いよいよ本編が始まり、場内が暗くなる。
やはり予想通り、怖いシーンがいくつかあった。ぬいぐるみはあまり力を発揮せず、怖いシーンは耳を塞ぎ下を向いていた。女王が白雪姫に剣を向けて進んでくるシーンでは、思わず「怖い!」と声をあげた。
でも、泣かずに最後まで観きった。

映画が終わって娘の様子をみると、「眠い……」とつぶやき、ぐったりしている。
手を握ってみると結構熱い。
外は25度と夏日のような気温だったけれど、映画館の中は冷房が効いていたのか結構涼しかった。私は何度も「上着を着た方がいい」と言ったが、彼女は「いらない」と聞かなかった。だから言ったのに・・・。

本当に具合が悪そうだったので、抱っこして映画館を出る。
首もかなり熱い気がする。38℃くらいはあるかも。
とりあえず、水分補給と少しお菓子を食べさせ、ベンチで休ませる。

明日から保育園だしどうするんだ。
年度末で急に年休取るのは厳しいな・・・。
妻に怒られるかもな・・・。
いろんな思いが頭をよぎる。

知恵熱だったのか、ただの気まぐれか

しばらく休むと、少しずつ表情が戻ってきた。
「大丈夫?頭クラクラしない?明日、保育園行ける?」と聞くと
「もう大丈夫!」
長い映画をみて、知恵熱?を出していただけか!!?

ららぽーとの目の前にある遊具を見つけると「ここで遊ぶ!」と走り出した。

なんだ、元気じゃんか。
昼ごはんを食べすぎた私の方が具合が悪い。

ABOUT ME
ばやばや
ばやばや
5歳の娘と「ばやばや」な毎日。迷ったり笑ったり、ときどき立ち止まりながら子育てに向き合っています。娘との日々を父親目線でゆるく綴っており、文章や画像にはAIツールも活用していますが、すべて実体験に基づいています。「あるある」「うちもそうかも」と感じてもらえたら嬉しいです。
記事URLをコピーしました