子どもと体力勝負!|小金井公園で遊び尽くした休日

そり滑り放題@小金井公園
小金井公園に到着。
せっかくソリを持ってきたので、まずやるのは当然ソリからだ。
「いっしょにいこう!」と笑顔ではしゃぐ娘。その声に背中を押されながら、丘を登っては滑り、また登る。気づけば7回、いや8回……。数えられん。
「せっかく持ってきたんだから、やらないとね」
そう言ったのは自分だ。遊びの覚悟はしていたつもり。でも、娘の体力は想像以上についていた。遊びたい気持ちにブレーキはない。
「ひとりですべる!」と言っており、私はそりを持って登り、滑り始めに押すのみだ。
どうせだったら私も滑りたい気持ちはある。
ソリを滑っている人は例外なくみんな楽しい顔をしている。
絶対楽しいはず。
最後は、「一緒に滑るぞ!」
「いいよ!」
「わーーーーーーー」
やっぱり一緒に滑った方が楽しい!
2.4kmの自転車修行
ソリを終えたあとも、ターザンロープ、ブランコとテンポよく遊びが続く。
そして最後は、自転車。
補助輪なしの練習も考えたが、まだ乗れないだろうから、補助する体力が持ちそうにない。今日は補助輪ありで、園内のサイクリングコースを一緒に回ることに。
……が、これがまた長い。1周600メートル。
娘のスピードに合わせて、私も走る。
気がつけば4周、合計2.4キロ。
もはや軽いジョギング。
「これはもう運動じゃなくて、修行だな」と苦笑いしながら、黙々と足を動かす。
娘は真剣な顔でペダルを踏み続けている。
「そろそろ休憩にしよう!」
「おとうさん、つかれた?」
「さすがにだいぶ疲れたな〜」
途中で少し休憩し、お菓子を一緒に食べる。
「最後にふわふわドームやっておしまいにするか!」
「うん!」
まだまだ遊べるらしい。
ふわふわドームは座ってみているだけで良いので、休憩タイムとも言える。(その休憩が目的だ)
壺湯を二人で見つめる
ひとしきり遊び切ったあと、「お風呂の王様花小金井店」まで歩く。
結構距離があるが、娘も一緒に歩く。
以前来た時は、私がベビーカーを押して、移動中にもう娘は寝ていた。
今では起きてるし、何より自分で歩いている。
体を洗って湯船へ。
ここは天然温泉で茶色い湯だ。
露天風呂で体を休める。
「あそこにはいりたい!」
壺湯だ。あったら必ず入りたがる。
3個しかなく、全部埋まっている。
次、空いたら入れるように、おもむろに二人で壺湯を見つめる。
しかし、中々空かない。
大人が一人で入っているのが2つある。
これだけ子どもが見てきたら、気づいて譲ってくれればいいのに。
と思いつつも、本当に空かない。
のぼせてきたので湯船から出て座って待つ。
そして、ようやく空いた!
「いくぞ!」
ぬるっ
だから、中々出なかったのか・・。
お湯が溜まり、二人でせ〜ので入るとたくさん溢れる。
それが楽しいようで、何度も繰り返した。
帰りの西武新宿線での車内は空いていた。
娘の目はすでにとろんとしはじめている。
ソリも荷物もあるし、正直、もう抱っこして帰る気力はない。
「寝るな寝るな」と小さい声で言っても、口からベロが出かけている。
もうすぐ着きそうな時に寝てしまったが、起こしてなんとか家に着く。
娘の歯を磨かせると、すぐに布団にバタン。あっという間に眠りについた。
「あ〜疲れた」と言って、ハッピーセットのリカちゃん人形を、すでに家にあったリカちゃんの隣に並べた。
おもちゃも思い出も、今日またひとつ増えた。